だれもいないところには、だれもいない。

そんなときにはどうすればいいのだろう。

もし、だれかになにかを訊ねたいとき。

もし、だれかになにかを伝えたいとき。

そんなときは、全身で「質問」や「伝言」になりきるのだ。

しばらくすると、それに気づいたひとびとがあらわれてくる。