さて、この章では、ゲボー体の新たな四分割法について提起してみたい。
わたしたちは、これまでゲボーを以下のように分断することによって構造の秘のいくつかを明らかにした。
が、思っているよりも、ゲボーの構造は深い。探せば、ほかにも合理的な分割方法はあるだろう。
ゲボー体が四色に塗り分けられた。
これらをじっくり見つめてみてほしい。
なぜ、この分け方が合理的と考えられるのか?
いや、なにもむつかしい話ではないのだ。
たんに総和をとってみてくれたまえ。
完全共鳴。
しかも、2乗数生成。
偶然だろうか?
ならば、さらにもう一つ。
こちらの動画も見ていただきたい。
対角積による消失現象。できすぎた話ではないか。見過ごしがちであるが、0は0の2乗数であることも強調しておくべきだろう。
さて、この分割法は、いつか超格子体で見たマリス/タリス型の構造を彷彿させる。
ピンクとブルーの位置は、4–4相愛数ポジションであり、これをゲボーに対応させると、
すぐに気づかれると思うが、それぞれ二組はおなじ四数(8.12.32.48)で構成されている。つまり、ここでも相愛力は、しっかりはたらいているということだ。
この事実にちなみ、わたしたちはこの四分割法をマリス/タリス型ディバイディングと名づけ、さらなる考察への準備としたい。