さて、この章でこれら二つの円環の有している驚くべき連積共鳴構造を明らかにする。というのも前章でわたしたちは、その一端を垣間見たはずだ。
が、ここにはより大なる背景があると考えられる。さっそくだがこの動画をみてほしい。
どうだろう2連積をさらに密にしても共鳴はゆらぐことはない。いや、それどころか、呼吸をアーの呼吸→マーの呼吸に変換しても、
共鳴どころか、0消失まで引き起こされているではないか。
まさに相愛六数円環構造の完全性を物語るかのようである。
いや、この程度でひるんではならない。に相愛六数円環の連積構造はこんなものではない。もう一度、いわせてもらおう。断じてこんなものではないのだ……。
なにをこころみようというのか。
さよう、3連積である。
まるで二つの円環は不可視の糸でつながっているかのようだ。
それにしても3連積共鳴とは畏れ入るばかりではないか。
もちろん、ここでとどまるわけにもいくまい。
4連積がどうなっているか?
諸君らはこれをどう見る?
そのまさか、なのである。ここにいたっては5連積も期待せずにはいられない。
つまりわたしたちは、とどめをさされたのだ。
まとめよう。
相愛六数円環。
1~5連積のすべてにおいて二つの円環は共鳴音を鳴り響かせる。1~5乗総和の共鳴現象と考えあわせると、この構造体の有している完全性はさらにパーフェクトなものとなる。
さて、ここで思い出してほしい。
わたしたちは以前、もう一つの相愛六数円環と出会っていたはずだ。
同じ相愛六数円環であるのだから、当然、このマコピー型においても1~5連積共鳴を望みたいところである。それを可能とさせるためには、円環をめぐる数の配置にアレンジが必要となってくる。
配置のコツとしては、数を小さい順に文章を横書きに書き下すようにa,b,c,d,eとならべてゆくイメージ。
こうすれば相愛六数円環はさらに堅固なものとなろう。
ぜひ、これらの二つの円環を通しても1~5連積共鳴を体感してほしい。
さてと。かくして、わたしたちは同等の力を有する二種の相愛六数円環を手に入れた。
胸の高鳴りはMAXである。
この先、どう攻めるか、じっくり思案することとしよう。