さて、わたしたちは前章において、これらバボアンA型全12種

を通じてこのようなグループ分けができることを知ったのだった。

では、おなじことをB型についてもこころみてみようではないか。

はたして、これら12種の格子タイプをにより分類することが可能か?
結論。ズバリ、可能だ。まず、わたしたちが目をとめるべきは、

これらは超格子体(4×4)内のもっともオーソドックスなポジション

これで一つのグループは確定である。ついでにいっておくとB型12種について❤︎❤︎❤︎を持ちうるのは、このペア同士のみである。

 

ならば、これでおしまいか?

 

いや、❤︎❤︎❤︎を一つ落として、❤︎❤︎を結束条件とすればグループ化の道はひらける。思い出してほしい。A型におけるグループ化においても、結束力は❤︎❤︎がベースとなっていた。

では、ここにピックアップされた三つの格子タイプ。これら3タイプが何を元に集っているか、しかとこの動画でたしかめてほしい。

乗数総和406になるのは、B型12種の中でこれら三つのみ。ペアでもカルテットでもない。トリオだ。そう、意外にも、B型におけるグループの構成はA型とは一線を画していることがこの事実だけでもわかる。そして、この形態の反転系というものが、

わたしたちは残りのB型からこのような三つを見つけることができよう。はたして、これらもまたで結ばれているのか、大変、気にかかるところである。

いずれも乗数総和342ある格子タイプたちがで結束されているならば、その反転系の格子タイプたちももまたで結束される。じつにうまくできている、というよりほかはない。

さて、カテゴライズは、ここまで順調。残るはこの四種

あとは、これら4つの格子タイプたちの2乗数総和をしらべればよいだけだ。もちろん、これら四種乗数総和がバラけて、グループ化というこころみが不首尾に終わるという可能性も大である。さっそく見てみよう。

ナルホドな結果である。
どうじに無事に分類の完遂を見ることができ、ホッと一安心である。

12種の格子タイプたちはあますことなくトリオ化、ペア化を実現している。ボッチは一つもない。またA型のようにカルテット化するパターンが存在していないという点も見所である。

次章では、かように性質を違えるA型とB型に共通する摩訶不思議な構造についてお話したいと思う。