まずは、さっそくだがこの動画を観てもらいたい。
どうだろう。
ここで扱われていたのは、渦(UZU)周回型と呼ばれる格子体。
相愛力は❤︎❤︎とはいえ、このような格子数の配置においてもバボアン構造が効力を発揮しうるという事実。じっくりこれら24個の総和を眺めていただきたい。
おや? パッと見、AグループとBグループは同じ数で構成されているように見えるだろう。いや、じつは微妙にちがう。
重複している数たちを相殺すると、
このように4–4相愛数に簡約化することも可能だ。つづいて2乗総和をためしてみることにする。
驚くべきことに、ここでも相愛力❤︎❤︎が発現している。いや、これは事実の一端に過ぎない。このあとひきつづき、3乗総和、4乗総和、5乗総和…と次元を高めていっても相愛力❤︎❤︎は減衰することなく、そのまま維持することがたしかめられるようなのだ。この現実をどのように受けとめればいい?
ここで取り上げられた渦周回という数の配置法に秘密が隠されているのではなかろうか。当初、わたしもそのように考えた。が、どうやらそうではないらしい。これほどまで多くの驚異を見せてもらってもなお、わたしはバボアンの構造力をみくびっていたのだ。
このようなランダム格子体を考えよう。a~pには好きな数を入れていただいてかまわない。まったくの任意でつくられたこの格子体について、わたしはつぎのような主張を認めざるをえない。
なんら証明されたものではない。が、おそらくこれは真実だ。もし、諸君らが、このおそるべき主張への反例を一つでも見つけられたら、ただちに報せてほしい。