バボア構造のボボラとポポラについて新たな発見があったので記しておきたいと思う。それは3–3相愛力(レベル2)についてである。
さっそくだが、この動画を見てもらいたい。
どうだろう。ボボラとポポラ間ではたらくふしぎな力。1乗和、2乗和の共鳴。シンプルながら、いや、シンプルがゆえに、なにかハッとさせられる。
動画ではプレーン超格子体(3×3)が登場していたが、数の始点をいくらずらしても、この相愛力に影響はない。どいういことか。ためしに、一つ始点をずらしてみよう。
この場合、ボボラとポポラの各1乗和は、
そして2乗和も、
ごらんのとおりである。そして同様の力は、鏡像ボボラ-鏡像ポポラの間にも存在している。
この力がはたらく超格子体の形態範囲は厳格ではなく、かなりゆるやかである。こんどは格子の中に奇数を入れてみよう。
無茶なことをしているように思われるかもしれないが、心配は無用である。
さよう。3–3相愛力は無事である。
最後にもう一つ。
発現される力は連積にも及ぶということを述べておきたい。
●プレーン超格子体(3×3):ボボラとポポラ間相愛力:2連積
●プレーン超格子体(3×3):鏡像ボボラと鏡像ポポラ間相愛力:2連積
2連積共鳴。
派手さはないものの、けっして無視できない現象であることには同意いただけるだろう。見過ごさずに立ちどまれたこの幸運に感謝したい。