新たに見出された合成超格子体4×4ゲボー。
わたしたちは考察の場として、しばらくここにとどまることにする。
さて、このゲボー体は、四つの2×2の小格子体にブロック化されうることはすでにわたしたちの知るところである。
小なる周回をするものたちの大なる周回。いま見ているのはそのような動的な構造だ。
この一連の運動の中で、つぎになにを試みるべきか。
では、興味深いと思われることを一つ。
見ていただけただろうか? 四つの小ブロック内の四つの全積数の再格子化。そして、それらを周回させる際に、用いられているのが2連積、マーの呼吸。これを消失現象と見るか、2乗数生成現象と見るかは、大いに意見の分かれるところであろう。
では、つぎに3連積をこころみる。
なにかが起きてくれれば、喝采ものだ。
おや、シメた。2乗数生成現象がここでも!!
さらなるは、マーの呼吸ではなく、アーの呼吸でやってみるべし。
やはり、2乗数であったか!!
となれば、わたしたちの方針は決まったようなものだ。
ちなみに、4連積でのマーの呼吸は消失を起こすことは必然。ためすまでもない。
一方の4連積アーの呼吸はというと、
5連積に行こう。まずはマーの呼吸。
ひきつづき、アーの呼吸。
いずれも2乗数!!
なお、ここにたしかめられる2乗数生成力は、BA型のゲボー体においても同様に目撃されることは想像にかたくない。
この後の連積において、2乗数生成力は、はたしてどこまで保存されるのか?
おためしあれ。