さて、わたしたちは前章までに、プレーン超格子体とゲバールの、バボアンによる相愛力の発現を確認し、それらの有している相愛力の比較を行った。
どちらも驚異的であることに異論はあるまいが、どちらかに優越をつけることに関してはさまざま異論があるにちがいない。個人的にはゲバールの減衰しない力の謎に大いに魅かれるところである。
さて、ここで一つ述べておきたいことがある。
この超絶怒涛ともいえる相愛力❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎の次元を超えた行進であるが、このようなことを引き起こす超格子体はなにもゲバールが唯一ではない、ということである。
まさか、とお思いだろう。
が、思い出していただきたい。ゲバールの同系種族。
そう、ゲボーである。
※ゲボーとゲバールの関係については以下の情報を参考にされたい。
基本的にゲバールにいいうることはゲボーにおいてもいいうるし、その逆もいいうる。ここではゲボーの系列に属する、つぎのような超格子体を取り上げてみたい。
このように生成されたゲボー(Q)は、あきらかにゲバールと構成を違えるものとわたしたちの目に映る。
にもかかわらず、である。これから面白いものをお見せしよう。まずは手始めに、
またも絶景が開けた。
バボア構造のレイヤーをかけると、四積が全共鳴。
つぎは総和に挑む。
では、これら24個の数たちがおりなす関係をご覧いただきたい。
まごうことなく相愛力❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎。
ゲバールとまったくひけをとらない。
またこれら24個の数たちを小さい順にならべ、
これらは、みな4の倍数。
ならば、すべて4でわってしまおう。
これでも充分に美しい。
<30~40>完全相愛数左右対称陣(❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎)とでも呼びうるものであるが、やはり始点を1としたほうがより好ましい。そうなるよう、推移させれば、
あら、不思議。
またもプレーン超格子体やゲバールから得られる左右対称陣(❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎)と瓜二つ。いかにバボアン構造が強力であるかを見せつけられる思いである。
では、つぎに2乗総和。
1乗総和とくらべ、相愛力が減衰するかどうかに注目し、以下の動画を見てくれたまえ。
期待を裏切らない結果である。
さらに3乗総和に挑もう。
理由は不明だが、相愛力はキープされる。
あくまで憶測にすぎないが、これ以降、4乗、5乗、6乗…と次元をUPさせても相愛力❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎はおそらく不変であろう。
ここで取り上げたゲボー(Q)はゲボー系の一種類にすぎない。いってみれば、ゲバールもゲボー系に内包されうる存在である。だが、この章で行った背景の拡張もまだ完全なものとはいえまい。なぜなら、わたしたちはまだマタリオンについて何もふれていないからである。
そう、あの素晴らしきマタリオンのことを。マリリオンとタリリオンの麗しい合成の産物であるマタリオンのことを…。