超対称体と超対称時計盤の対応について、いくつか気になったことを述べておきたい。整理しておこう。まずは、マーン/ハーン型の超対称体とその反転である反転マーン/反転ハーン型の超対称体。
これが幾何的に反転関係にあることに異論はないと思う。が、これらを超対称時計盤に変換したとき、
どうだろう。二色に色分けされた二つの時計盤。ここには反転関係を読み取ることはできない。興味深いことに超対称時計盤においては、反転関係により近いものはマリス/タリス型と反転マーン/反転ハーン型なのである。
超格子体の初学者にとっては、むしろこちらのビジュアルの方が、マーン/ハーン型と反転マーン/反転ハーン型の関係と錯覚してしまいかねないであろう。超対称時計盤においては、マリス/タリス型の回転、あるいは反転によって反転マーン/反転ハーン型の形状に変換できるという厄介な事実。どう考えるべきか。
いや、しかし、それでもなお超対称時計盤におけるマーン/ハーン型と反転マーン/反転ハーン型のこの関係こそがやはり蜜月なのだ、ということをここで強調したい。
理由は1~3乗の完全共鳴である。どういうことか。まずはこれを見てほしい。
ここに映しだされているのは、超対称時計盤の中で反転マーン/反転ハーン型の1~3乗における共鳴のようすである。そしてわれらの予想通りというべきか、共鳴現象はマーン/ハーン型の時計内でも起こりうる。たしかに起こるのだが∙∙∙。いや、その共鳴レベルは、諸君らの予想をはるかにうわまわるものだ∙∙∙。
◉反転マーン/反転ハーン型:1乗の時計回り(マーの呼吸)
●マーン/ハーン型:1乗の時計回り(マーの呼吸)
◉反転マーン/反転ハーン型:2乗の時計回り(マーの呼吸)
●マーン/ハーン型:2乗の時計回り(マーの呼吸)
◉反転マーン/反転ハーン型:3乗の時計回り(マーの呼吸)
●マーン/ハーン型:3乗の時計回り(マーの呼吸)
なんと1~3乗の次元で生成される数たちは瓜二つ。この背後に相思相愛数が隠れていることはまずまちがいない。