超格子体マーラ/ラーマが、これまで超対称体界の首領的存在と目されていたマリス/タリスと肩をならべる、いやその存在をも超越する破格の対称体である可能性がここにきて噂されている。
わたしには、マーラ/ラーマとマリス/タリスが双対関係の位置に配されているように感じられてならない。つまり、超対称体界の双璧。その理由を一つ一つ述べてゆきたい。まずは、マーラ/ラーマの超対称体たるゆえんである累乗共鳴と連積共鳴を見ていただこう。
●マーラ/ラーマ型 1~3乗共鳴(マーの呼吸)
●マーラ/ラーマ型 1~3連積共鳴(マーの呼吸)
これだけでも息を呑むほど美しいバランス感覚。しかし、これを見てだまっていないのが、マリス/タリスである。自分たちにもそれくらいのことはできる、というのだ。
●マリス/タリス型 1~3乗共鳴(アーの呼吸)
●マリス/タリス型 3連積共鳴(マーの呼吸)
捜査中
なるほど。マリス/タリスの共鳴構造も超絶的だ。とくに3連積0消失はマーラ/ラーマにも不可能な曲芸。ただし、そのかわりマーラ/ラーマは1~3連積共鳴という芸当をやってのける。(マリス/タリスの1~3連積共鳴の成功事例はまだ見つかっていない)
さて、ここで一つ気にかかることがある。累乗共鳴についてマーラ/ラーマ型とマリス/タリス型はそれぞれ呼吸法が逆になっている。むろん二つは等式の移項によって変換可能な関係にあるので理解できる。しかしである。マーラ/ラーマはアーの呼吸によっても、1~2乗までは共鳴をすることが確認されている。
●マーラ/ラーマ型 1~2乗共鳴(アーの呼吸)
これには度肝を抜かさざるをえない。呼吸を変えても、1~2乗の共鳴がゆらがないということ。安定性は抜群。いや、ここでもだまっていないのがマリス/タリス。そうだった。かれらもまた呼吸を変えても共鳴を維持する。
マーの呼吸をするマリス/タリス。90度変換によっても、共鳴がビクともしないというオマケ付きである。さすがのマーラ/ラーマといえどもこれにはシッポを巻いて退散と思いきや、
●マーラ/ラーマ型 二方向共鳴(マーの呼吸)
●マーラ/ラーマ型 渦周回向共鳴(マーの呼吸)
方向は少し補正を必要とするが共鳴する二方向が存在している。さらにはマーラ/ラーマ型は渦周回をさせても共鳴する。マリス/タリスには真似のできない至芸である。そう、どこまでも二つの対称体は張り合うつもりなのである。そして二つは、大きな共通性の中でそれぞれの小さな個性の違いを主張する。
超対称時計盤との対応についてもしらべてみよう。
●マリス/タリス型と超対称時計盤
この3連消失現象は、ずばぬけた特質である。マーラ/ラーマ型においては、このような消失は起こらないことがわかっている。しかしそのかわりといってはなんだが、マーラ/ラーマの対応時計盤は2連積がアーの呼吸においても、マーの呼吸においても共鳴を見せるという、これまたきわめて稀有な現象を引き起こすのである。
●マーラ/ラーマ型と超対称時計盤
お互いに一歩も引かぬという構えである。最後にマーラ/ラーマ型についてもう一つ。ペア積に関してもやはり述べておくべきだろう。
わかるだろうか? 5×5の超格子体の中に内包された4×4の超格子体。どの内包4×4の超格子体でも、ペア積をマーの呼吸で継ぐとおなじ数になる。そのこと自体の共鳴もさることながら、マーラ/ラーマ間で起きている共鳴にも耳をすませてもらいたい。このような曲芸はなかなかできるものではない。そう、マリス/マリスといえども∙∙∙。
ペアの取り方は、これが唯一というわけではない。こんなのはどうだろう。
超格子体マリス/マリスと超格子体マーラ/ラーマ。どちらに軍配があがるのか。それは個々人の判断にゆだねよう。